www.flickr.com
golighly_inc's items
Go to golighly_inc's photostream

Ustream 配信事業始めます

2010年6月14日5:14 pm

シンポジウムや展示会などの実況中継として、今年になってUstreamでの配信が盛んに行われています。Ustream自体は2007年3月からサービスが開始されましたが、チャット部分のTwitter APIの採用、Softbankの出資、iPhoneでの配信ができるようになる、サイトの日本語化など、日本人ユーザーにとっての急速なサービス拡大によって、今年はUstream元年と言われる盛り上がりを見せています。
そのための特別な機器も知識もなくして、誰でもがネット中継できるようになったということは素晴らしいことです。
ゴーライトリーでも、3月の東京芸大映像研究科のシンポジウムLOOP-01、5月のMake: Tokyo Meeting 05で、Ustream配信をしています。

第一回映像メディア学サミットLOOP-01

客席にカメラ3台を設置し、スイッチングしながら配信していきました。シンポジウムは音声データのクオリティがよいことが重要で、スピーカーの表情や会話のテンポをとらえ、スクリーンに映し出される映像資料の画面とタイミングよく切り替えていく瞬間的な判断力が問われます。

Make: Tokyo Meeting05
[mtm05] fablab japan 設立 01 (Ustream配信後にYouTubeへ移植)

3会場にわかれて、展示、ワークショップ、プレゼンテーション、ライブパフォーマンス、デモ、などさまざまなイベントが同時多発的に2日間に渡って行われた電子工作、DIY系の展示会です。開発者へのインタビュー、デモやパフォーマンスの中継をしました。カートにコンピュータ、カメラなどを搭載して、各会場を移動しながら撮影していきました。

また、2会場にそれぞれ固定のカメラを置き、UstreamとTwitterで、今、会場で何が起きているかがわかる情報掲示板を作ってみました。(現在、映像は流れていません)(協力:武蔵野電波)

撮影配信中のコラボレータ岡本彰生さん

誰でも手軽にネット中継できるUstream。でも、単純にカメラを会場に置いて、ただ中継するだけで終わるのにはもったいないコンテンツもあります。当然のことながら、Ustreamで放送したソースは、YouTubeなどで公開することによって、アーカイブとして保存、公開することが可能です。いままで、イベントの映像の記録撮影をしても、編集もせず、公開もせずに倉庫に眠ったまま、ということから簡単に脱却できるのです。また、今、放送されているものより、もっといろんなバリエーションが考えられるんじゃないかということ。実空間で起きている「イベント」とTwitterなどチャットで起きている出来事を連動させ、ふたつのリアルなライブを呼応させて演出していく方法はいろいろあるんじゃないかと思っています。

ゴーライトリーは、今までイベント、記録、広報というばらばらだったものが絶妙に組み合わさったメディアとして、ぜひ今後、積極的にUstream配信事業にチャレンジしていきたいと思っています。

誰でもできるネット中継、なんですが、一枚上を行くグラフィックや音声や編集やTwitterでのテキスト配信を活用したアイデアを、また今まで実空間でのイベントの企画制作や広報、カタログ制作などをしてきたゴーライトリーならではの提案をしていきます。
シンポジウム、展覧会、ワークショップ、サウンドイベント、アーティストトーク、記者発表などUstreamで配信したい、でも、自分では方法がわからない方、単なる中継で終わるのではなく、現にその場で起きている出来事(イベント)の内容にあった演出をしてみたい、積極的な広報活動に結びつけたい、映像アーカイブを結びつけた配信をしてみたいという方、ぜひお問い合わせください。お待ちしてまーす。

問い合わせ先:email[a t]go-lightly.org(送信の際に[a t]を@に置き換えてください)

ゴーライトリーのチャンネル
Usteream: http://www.ustream.tv/user/golightly_inc
YouTube: http://www.youtube.com/user/GolightlyIncV

Tagged:



meta