11月20-21日の週末、Make: Tokyo Meeting 06が東工大大岡山キャンパスで開催されました。同じ会場も3回目になると、いままでの経験知が生かされるというものです。搬入も撤収も限られた時間のなかで、やっと段どりよくコトが運ぶようになりました。撤収を快く手伝っていただいた出展者の方々、優秀なアルバイトさんたちに感謝です。
あ、裏方の話から入ってしまいましたが、今回のMTM、前回よりさらにバラエティに富んでいて、しかもそれぞれの完成度もあがっていましたし、初出品の方で大いなる可能性を感じさせる方もいて、見ていてとても楽しかったです。プロペラ自転車やイヌコマさんロボット、デモは見れませんでしたが、ミニSLなど乗り物系がたくさんあったのもよかった。いつもMTMは雨が降るというジンクスを今回は覆し、なんとかお天気がもったおかげで、いろんなことがうまくいきました。入場者は前回を上回る8000人を数えました。
新しい会場となっていた生協食堂ではクラフト系の出展が華やかでした。MTMって電子工作の男子ギーク祭りだ、という固定観念があったらふっとんでいたでしょう。美女パワーが炸裂していましたよ。
また、今回はMitch Altmanさん、Matt Metsさん、Nick Farr さんという3人のハッカーの方々を迎えて、全世界に広がるHackerspace のムーブメントの紹介をしていただきました。Hackerspaceの発祥はアメリカですが、ベルリンのC‐BaseというHackerspaceのやり方に大きく影響を受けて発展したという話が印象的でした。どうやって運営しているのか興味津々です。この話はいつかもっと詳しくお伝えしたできたらと思います。今回通訳には古くからの友人のDavid d’Heilly さんがかけつけてくれ、背景を丁寧に説明してくれました。
今回は終了の時だけでなく、開会の挨拶の後にも会場から大きな拍手がわき起こっていました。土曜の出足がずーっと毎時600人強の方が途切れなくいらっしゃっていたのも特徴的。とても皆さんの期待が大きくなっているのを感じました。次回、また多くの方に参加していただけたら嬉しいです。今からとても楽しみです。
弊社では今回もUstreamを配信させていただきました。会場に来れなかった方、下記のアーカイブで展示の一部やプレゼンテーションの模様がご覧になれます。
http://www.ustream.tv/channel/mtm06
- fukuda