「アートと音楽—新たな共感覚をもとめて」展が東京都現代美術館(MOT)でオープンしました。ゴーライトリーは、出品作品のひとつ、大友良英リミテッド・アンサンブルズ「with “without records”」のプロダクション・マネジメントを担当させていただきました。
「without records」は、大友良英さんと青山泰知さんによるポータブルプレイヤーを使ったサウンドインスタレーションで、もう7年も続いているプロジェクトです。今回はそこにSachiko Mさん、毛利悠子さん、堀尾寛太さんがからんで、MOTのアトリウムを使った巨大なオーケストラ空間が出来上がりました。
今までの「without records」をどこかでご覧になった方も未体験の方も、どうぞお見逃しなく。新しい音が加わって、いままでの「without records」とはちょっと違った荘厳な(と同時に楽しい!)作品になっています。人が少なめの平日の午前中など狙い目です。
他にもたくさんの音の作品、同時開催の「MOT ANNUAL 2012」展、コレクション展など、この時期のMOTは盛りだくさんです。ぜひ時間に余裕を持って芸術の秋を満喫しにいらしてください。
東京都現代美術館
いつもながら楽しかった設営期間(と打ち上げ)。
大友さんたちアーティスト以外にも、プログラム担当のYCAM InterLabの伊藤隆之さん、テクニカルの山元史朗さん、村井啓哲さん、イトウユウヤさん、ポータブルプレイヤー調整担当の平林慎さん、樋口勇輝さん、ほかにも2007年の仙台、2008年の山口からのずっと参加してくださっているボランティアの方、連日のようにきてくださった今回初参加のボランティアの方など、すこぶる多彩な人々と毎日わいわいやれて、すごく楽しかった!です。 東京都現代美術館の長谷川祐子さん、加藤弘子さん、吉崎和彦さんにも本当にお世話になりました。展覧会は来年の2月3日(日)まで続きます。