今年も「現代映像プロデュース論2012-2013」のお手伝いをさせていただいてます。(今年から進行・運営のほうもサポートさせていただいてます)
この講座は、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の岡本美津子先生の企画により、藝大と横浜市文化観光局との共催という形で2009年から続いている公開講座です。
映像(特にアニメーション)のプロデューサーというと、まずそれはどんな仕事なんだろう? という疑問符が浮かぶのではないでしょうか。この講座に出るとそれがばっちりわかりますよ!
そして、その仕事が多種多様多岐に渡り、プロデューサーによってやっていることも全然違って驚きです。しかし、皆さんに共通なのは、まず仕事のオニであり、アニメーションへの強い愛と執着、そして一緒に働く仲間を集め、どれだけいい環境を作るかに腐心し、オーディエンスにいい作品を届けたいという情熱を持った熱い人!ということでしょうか。(もちろんどう回収するかも手腕として必須です)
アニメが好きな方、アニメを作る方、これからのアニメ産業がどうなるかを知りたい方はもちろんのこと、何かやりたいことがある、しかしそれをどう興せばいいかわからないという悩みを持つ方もぜひ足を運んでいただければと思います。
お話をきいていると、決して「アニメーション」の世界にとどまらない「プロデューサー」としての極意が目ウロコで、心のノートがびっしり埋まります。人、金、時間をどううまくマネージメントして、満足する結果を得るか。それを知りたい方はぜひご参加ください。
このプロデューサー論は、アニメーションを世の中に送り出すプロデューサーをどんどん育てたいという、岡本先生の思いから発しています。岡本先生は、NHK Eテレの「2355」「0655」「テクネ」などを手掛けられている映像プロデューサーです。
講座内容は後日、アーカイブとして記録がアップされる予定ですが、当日会場でしか聞けないオフレコ話が満載なので、できれば実際にお越しいただくことをおすすめします。
みなさまのご来場をお待ちしております!
東京藝術大学大学院映像研究科公開講座 馬車道エッジズ
「現代映像プロデュース論2012-2013~アニメーションの仕掛人たち~」
第1回 文化と場所の融合~マチ★アソビの場合
近藤光(株式会社ufotable 代表取締役社長)
2013 年1月18 日(金)19:00~20:30(終了しました)
第2回 CG アニメの黎明期からCG アニカップまでの道程
かまだゆたか(DoGA 代表)
2013 年2月10 日(日)14:00~17:45
第3回 「オンリーワン」のプロダクションを創る~ボンズの挑戦
南雅彦(株式会社ボンズ 代表取締役社長・プロデューサー)
2013 年2月19 日(火)18:30~20:00
第4回 アニメーションとメディアの新しい関係~ニコニコ動画の生み出したもの
片岡義朗(株式会社ドワンゴ 執行役員)
2013 年2月26 日(火)18:30~20:00
第5回「アニメ!アニメ!」編集長による現代日本のアニメ俯瞰図
数土直志(株式会社イード「アニメ!アニメ!」 編集長)
2013 年3月2日(土)16:00~17:30
<会 場>東京藝術大学大学院映像研究科 馬車道校舎 大視聴覚室
神奈川県横浜市中区本町4‒44
みなとみらい線「馬車道」駅すぐ
Google Map
<受講料>無料(事前予約不要)
<U R L> http://animation.geidai.ac.jp/pd2012-2013/