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いよいよMake: Tokyo Meeting07 Share

2011年12月1日12:22 am


約1年ぶりのMake: Tokyo Meeting 07がこの週末にせまってきました。今回も制作をお手伝いしています。

一年もたったから皆忘れちゃったかも、って密かに心配してたのですが、出展者数は過去最高となりました。常連さんからビギナーまで、ちょっとすごい顔ぶれですよ。、、ということは、来場者も増えますね。
出展者の方のTwitterを見てると、いま、まさに作ってる感、さいこーに盛り上がってきてます。(#MTM07)

そういえばサウンドイベントは前回なかったので、約一年半ぶりです。
DIY MUSIC プログラム
ライブパフォーマンスのほかにも自作楽器やオーディオの人もたくさん出展されます。パフォーマンスも展示も含めて、今回は西9号館がサウンド大特集になっています。
東工大入ってすぐの百年記念館では、今年大注目のFabLabチーム、ギークの森に花が咲くCraft: チームが大特集。メイン会場の体育館では、ロボット、プラネタリウム、自転車、飛行機、、、うーん、とにかく一日、過ごすつもりでぜひ遊びにきてください。そして、行ったが最後、次回はMakerになって出展してみよう!そんな気持ちになりますよ。

Make: Tokyo Meeting 07
日時: 2011年12月3日(土)12:00-18:00、4日(日)10:00-17:00
会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交通:東急大井町線、目黒線「大岡山駅」徒歩1分
入場無料
主催: 株式会社オライリー・ジャパン
共催: 東京工業大学、多摩美術大学 情報デザイン学科
協力:東京工業大学博物館、東京藝術大学芸術情報センター、東京工芸大学 インタラクティブメディア学科
運営: Make: Tokyo Meeting実行委員会事務局
 http://www.oreilly.co.jp/mtm/07/

 -fukuda

MTM06大盛況のうちに終了 Share

2010年11月24日2:13 am

Make: Tokyo Meeting 06メイン会場

Make: Tokyo Meeting 06メイン会場

11月20-21日の週末、Make: Tokyo Meeting 06が東工大大岡山キャンパスで開催されました。同じ会場も3回目になると、いままでの経験知が生かされるというものです。搬入も撤収も限られた時間のなかで、やっと段どりよくコトが運ぶようになりました。撤収を快く手伝っていただいた出展者の方々、優秀なアルバイトさんたちに感謝です。

あ、裏方の話から入ってしまいましたが、今回のMTM、前回よりさらにバラエティに富んでいて、しかもそれぞれの完成度もあがっていましたし、初出品の方で大いなる可能性を感じさせる方もいて、見ていてとても楽しかったです。プロペラ自転車やイヌコマさんロボット、デモは見れませんでしたが、ミニSLなど乗り物系がたくさんあったのもよかった。いつもMTMは雨が降るというジンクスを今回は覆し、なんとかお天気がもったおかげで、いろんなことがうまくいきました。入場者は前回を上回る8000人を数えました。

宇吹新さん「インビジブルスクラッチピクルズ」

宇吹新さん「インビジブルスクラッチピクルズ」

イヌコマさん

イヌコマさん

新しい会場となっていた生協食堂ではクラフト系の出展が華やかでした。MTMって電子工作の男子ギーク祭りだ、という固定観念があったらふっとんでいたでしょう。美女パワーが炸裂していましたよ。

力石咲さん

力石咲さん

また、今回はMitch Altmanさん、Matt Metsさん、Nick Farr さんという3人のハッカーの方々を迎えて、全世界に広がるHackerspace のムーブメントの紹介をしていただきました。Hackerspaceの発祥はアメリカですが、ベルリンのC‐BaseというHackerspaceのやり方に大きく影響を受けて発展したという話が印象的でした。どうやって運営しているのか興味津々です。この話はいつかもっと詳しくお伝えしたできたらと思います。今回通訳には古くからの友人のDavid d’Heilly さんがかけつけてくれ、背景を丁寧に説明してくれました。

Hackerspaces についてのプレゼンテーション

Hackerspaces についてのプレゼンテーション

今回は終了の時だけでなく、開会の挨拶の後にも会場から大きな拍手がわき起こっていました。土曜の出足がずーっと毎時600人強の方が途切れなくいらっしゃっていたのも特徴的。とても皆さんの期待が大きくなっているのを感じました。次回、また多くの方に参加していただけたら嬉しいです。今からとても楽しみです。

弊社では今回もUstreamを配信させていただきました。会場に来れなかった方、下記のアーカイブで展示の一部やプレゼンテーションの模様がご覧になれます。

http://www.ustream.tv/channel/mtm06

Ustream配信中

Ustream配信中

- fukuda

MOMからMTM06へ Share

2010年11月15日3:46 am

Make: Tokyo Meeting 06

Make: Ogaki Meeting 会場

時間のたつのが早い!早すぎる!
9月25日、26日に岐阜県大垣市ソフトピアジャパンで、Make: Ogaki Meetingが開催されました。Make: Meeting 初の地方開催です。主催もオライリー・ジャパン社、岐阜県といえばIAMASとかがメンバーになっている実行委員会形式で、弊社は事務局スタッフとして関わらせていただきました。
最初は出展者数は60組くらい集まったらいいよねー、と言っていたところ、フタをあけてみたら、100組になりました。また、いつもTokyo Meetingに出していただいていてる常連さんが何人も遠方からかけつけ、出展していただいたり、Makerの方々の情熱にまたもや圧倒されました。
初参加の編み師の方々は、会場一階にある金色の織田信長像をニットでハッキング。その圧倒的な手さばき(編みさばき)と爆弾的かわいさとユーモアが会場で異彩を放っていました。また、忘れられないCraftwife+Kaseo+さんたちのライブ。いつも以上の気合いの入れ方、作り込み方で、ホームグラウンドのパワーと実力を見せつけられました。米本さんの関西の電力の周波数を逆手にとった特殊ライブも最高でした。とにかく人の入りを心配していたサウンドイベントは大盛況で、一時はコアなファンと家族連れで満席、ドアが閉められないほど。(あのー、やっていることはかなり特殊音楽で、J-POPとかじゃないんですけどー)その他、ひとつひとつ書き出したらとまらないくらい、面白い出展者さんたちがいっぱいで(高専の生徒さんも多数参加されたので、平均年齢若返っていたかも?)ここにはとても書ききれません。今回のMOMがすごく面白かったのは、こういったコアなMaker さん、クリエイターや研究者、その一方で地元の家族連れ、おじいちゃん、おばあちゃんが皆楽しみながら、このイベントに参加していただけたということです。ITとモノづくりとエンジニアリングと教育とアートと地域貢献と、そのすべてが同じ一本の文脈にのっかった、どっちを向いてもwin winな希有なイベントとなりました。二日間で4000名を数えたご来場者、出展者の皆様、本当にありがとうございました。

Make: Tokyo Meeting 06

Make: Tokyo Meeting 06

そんな熱気がまださめやらぬうちに、次のMake: Tokyo Meeting がもうこの週末に迫っています。今年は年3回もMake: Meetingをやるんです。まだいらしてない方、そしてクセになっちゃっている方、どうぞお見逃しなく。
日時:11月20 日(土)12:00 ~ 18:00、21 日(日)10:00 ~ 17:00
会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2-12-1)
入場料:無料

詳細はこちらまで→http://www.oreilly.co.jp/mtm/06/ http://jp.makezine.com/blog/

- fukuda

A Brief Histroy of Working with New Media Art -> Make: Tokyo Meeting 05 Share

2010年4月7日7:52 pm

イギリスのサンダーランド大学の研究者がやっているメディアアートについてのサイトCRUMBから、10年に渡って続けられたインタビューをまとめた本「A Brief History of Working with New Media Art」が出ました。キュレータ編とアーティスト編との2冊に分かれているのですが、編者の一人であるVerina Gfaderによる私のインタビューが掲載されています(なぜかアーティスト編なんですけど)。送られてきてビックリしたのですが、けっこう錚々たる顔ぶれで面白そう。日本人でもっと活躍している人はいっぱいいるのに、わざわざ私をとりあげてくださってありがたいことです。なかでも、Heath Bunting や we make money not artのRégine Debattyと並んでいるのが嬉しい。メディアアートのキュレーションってまとまったものがまだないので、こういう本は実に重宝します。webでもいくつかのインタビューが読めます。

A BRIEF HISTORY OF WORKING WITH NEW MEDIA ART - Conversations with Artists, Edited by Sarah Cook, Beryl Graham, Verina Gfader, Axel Lapp

私はこのなかで、かれこれ3年くらいやっている[approach_a]というメディアアートの学生、研究者を対象にしているメーリングリストや、facebookで試みたアジアの地方の小さな文化イベントの情報を共有するgroupのこと、運営サイドで関わらせていただいているMake: Tokyo Meeting(MTM)のことなどを語っています。

この本でも言っているのでついでに書いておくと、私はアート作品として作られた作品とMTMで発表されているDIY系の作品とは切り離して考えています。その両方が頭の右と左にあることによって、何がアーティストとしての仕事で、何がエンジニアとしての仕事なのかがくっきりしてきます。アイデアと技術(と情熱!)を駆使して作られたものがこんなに面白くて、では、いっぽうで同じような技術を使って作られたアート作品とは何なのだろうか、と考えるとてもいい機会なのです。ここで見つけた面白いDIYの作品のなかに、新しいアートを見つけようとは思ってないのです。そういうのってアートの横暴だとも思える。

DIY is a way of survival, democracy and fun.と本のなかで言っているのですが、つまりArti is not a way of survival, democracy and fun.だと思っています。芸術(あえて「アート」とは言わず)はある時 survival の手段になりますが、それはDIYがsurvivalの手段であるのとはかなり違った意味です。それはもっと個人的で、死ぬことによって生まれ変わるくらいのことで。また、funでもないと思っています。壮絶な悦びを体験することは稀にありますが、それは苦しみにも似ていて決してfunという代物ではないと思う。

MTMは、作品を選びませんし、美術展で言う意味でのコンセプトもありません。Make:というくくり以外のコンテキストがないのです。少々あらっぽいですが、できたものが作った人の手もとで、生のまま見れます。その現場に立ち会うことは、目からウロコが何枚もはがれ落ち、顔がにやついてとまらな〜いほど楽しい充実したもので、私にとってはこちらもかけがえのないものです。

次回のMTMは5/22(土)、23(日)に大岡山の東工大で開催されます。ぜひ遊びにきてください。

-fukuda